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僕はひまわりになる!夜と霧の名言から学ぶこととは?

 
ひまわり

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湘南茅ヶ崎で、ブログを中心としたWEBマーケティングのコンサルティングを個人や法人の方にしつつ、趣味で畑で野菜を育てています。
ブログも野菜もコツコツ育てることが大好き。
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僕は、ひまわりに憧れていた。

税理士を勉強している時に、プランターで育てたひまわりに励まされ、それがきっかけで植物が好きになった。畑の魅力は、小さい種や苗から育てて、大きな実になった時の感動だ。その感動の基を辿ると、やはりひまわりになる。

 

その頃から、ひまわりに憧れすぎて、好きな色が黄色になり、服までも黄色を選ぶようになってしまったw(阪神タイガースには浮気していない)

今回は、そのひまわりワールドについて、語ろうと思う。

ひまわりの生命力

僕は、大学卒業後、就職せずに税理士の勉強だけをしていた。その頃、友人たちは就職しているし、勉強しかしていない劣等感からか、人と関わることを拒絶し、ひたすら勉強だけをしていた。

 

特にひどかったのは、試験前の2か月間、自分を追い込むために、SNSは全て断絶して誰とも会わず、家族以外の誰とも話さなかった。

その頃に、なぜか育て始めたのがひまわりだった。

 

ひまわりの種を買ってきて、純粋にプランターに埋めて、毎朝5時起きて水をあげるのが日課だった。毎日観察していると、ちょっとずつ芽が出て、大きくなっていくのがめちゃくちゃ感動するんだよね。

 

特に、芽が出てきた時の、自ら立とうとする感じが、自分が勉強を頑張っていることと被せて、かなり勇気づけられた。

税理士の試験は、8月。そしてひまわりが咲くのも8月。
まるで、試験に合わせるかのように、ひまわりはスクスク育っていった。

 

そんな中、育ててみてはじめてわかったのは、ひまわりは1番上の大きい花だけじゃなく、茎の間に小さな花が咲くということ。

 

「こんなところにも、花を咲かそうとするんだ・・・!
すごい生命力だ・・・!」

と僕は、慢心することのない、ひまわりパッションを意気に感じて、毎日勉強を頑張っていた。

「夜と霧」と自分を重ね合わせる

それと同じころ、たまたま読んでいた本が、「夜と霧」という本。

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「夜と霧」は、第二次世界大戦中に、ナチス強制収容所に収容されてしまったユダヤ人精神分析学者が自らの経験を、収容所から出た後に精神分析した本。これはベストセラーになっていて、人間の内側をよく知れる名著だからぜひ読んでみてほしい。

 

僕は、自ら孤独に追い込んだわけだけど、「夜と霧」の中でも、特にめちゃくちゃ共感した名言があった。

 

強制収容所で亡くなった若い女性の物語。

この女性は、自分が数日のうちに死ぬことを悟っていた。だけど実に晴れやかだった。

 

「運命に感謝しています。だって、わたしをこんなにひどい目にあわせてくれたんですもの」

「以前、なに不自由なく暮らしていたとき、わたしはすっかり甘やかされて、精神がどうなんて、まじめに考えたことがありませんでした。」

 

「あの木が、ひとりぼっちのわたしの、たったひとりのお友達なんです」

「木はこういうんです。わたしはここにいるよ。わたしは命、永遠の命だって・・・」

 

何を言いたいのかというと、人間も植物も動物も、命には変わりがないということ。

こんなことは、普段忙しく生活していたら、忘れがちになってしまう。

 

「なんで私だけこんなひどい目に・・・」

そんなことはない。みんな平等にチャンスはあるし、現在の状況は、今までの自分の選択した結果なのだ。それを受け入れて、どう捉えるかは、自分次第。

 

もしかしたら、今までのひどいと思ってた過去は、学ぶためにあったのかもしれない、自分の使命に気付かせるためだったのかもしれない、などなど捉え方は色々ある。

 

植物は、置かれた場所で、必死に立とうとするし、必死に花を咲かそうと頑張っている。
そういうことに気付いてから、すごく生きるのが楽になったのだ。

植物を育てる魅力は、一生を感じられること

植物や野菜を育てる魅力は、短いスパンで生命の一生を感じられることにある。

イチイチそんなことは考えないけど、小さい種からひまわりや大根が育った時の感動は半端ない。

 

生まれて、必死に育って、成熟して花や実を付けて、さらに枯れて子孫として種を残す。こういう一生を感じられるからか、植物を育ててると、すごく生きた心地がするんだよね。

 

畑をやっていると、雑草がバンバン生えてくるんだけど、こういう雑草もどこから種を落として生えてくるんだろう、と純粋に凄いなと思う。土さえあれば、どんな環境でも生えてくる雑草。強すぎる。

 

むしろ、今は雑草の中でも、たんぽぽになりたいと思っている。

たんぽぽって、コンクリートの間ですら生えてくるし、子孫を綿毛でフワフワ飛ばせるんだよ。しかも、たんぽぽの根っこって、1mくらいあるんだって。すごい生命力だよなぁ。あれこそまさに、自立だ。人間よりも、たんぽぽの生命力の方が凄い。

 

ごめんね、ひまわりちゃん、君はちょっと目立ちすぎて・・・笑

たんぽぽのように、ゆるいけど、踏まれても蹴られても、絶対に負けずに、力強く生きていこう。

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