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自給人ヴィレッジ撤退します。共同事業のリスクとは?

 
ヴィレッジ

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㈱自給人代表取締役 / ブログマーケッター / ブログ集客の専門家
湘南茅ヶ崎で、ブログを中心としたWEBマーケティングのコンサルティングを個人や法人の方にしつつ、趣味で畑で野菜を育てています。
ブログも野菜もコツコツ育てることが大好き。
【自給人=人生をコンテンツ化できる人】を育てていきます!
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6月から動いていた自給人ヴィレッジ事業、撤退することが決定。
応援して頂いた方、興味持って頂いた方、申し訳ありません。

1度始めたことは達成したいプライドがあって、撤退することは苦渋の決断だったけど、そうせざるを得ない状況になってしまった。

その理由を、ここに記したい。

自給人ヴィレッジ撤退の3つの理由

①パートナーとの価値観の相違

自分が、村のようなコミュニティーを創りたいと発信した時に、共感してくれた友人がいて、その方をパートナーという形で、家賃等の経費は半々にしようという仮約束で活動をスタート。

だが、この段階で、自分の考えに共感していると思い込んでいて、しっかり将来のヴィジョンや損益の話をしていなかった。

 

僕は、「まずは行動する」という信念で、考える前にどんどん行動してしまうタイプ。今まではそれでなんとかなっていた。パートナーも似たタイプで、今回はまずは拠点を決めてから考えようということだったんだけど、それがマズかった。

 

勢いだけで、どんどん物件を見て、やっと大月の古民家に決定。その時は、”what”のことばかり考えていて、”why”の部分の共有ができてなく、物件を決めることが目的になってしまっていた。物件が決定してから、初めて今後のことを真剣に考えるようになった。

そうして話していくうちに、だんだんパートナーとの価値観の違いを感じるようになった。

 

元々、僕は、村”のような”コミュニティーで、古民家はメンバーが集まる場所や、勉強する場と想定していて、その場所に定住することは考えていなかった。いわば第2のふるさと的な感じ。

だが、パートナーは、大月を気に入ったのか、定住しなければダメだと言うようになった。

この将来のヴィジョンの違いは、かなり大きい。

 

大月は好きなんだけど、大月に骨をうずめる覚悟でやれと言われたら、それはできない。同じ場所に定住すること自体が苦痛で、それを受け入れたら会社を辞めた意味がない。

 

僕は、もっと自由に、好きな場所で、好きな時に、好きな人と、好きなことをやりたい。そういうゆるい考えだから、どうしても定住することに対して、同意はできなかった。

 

加えて、重視する点の違い。

僕は魅力的なコンセプトがなければ、人は集まらないと思っている。どんな面白いことをしてもね。

 

そこをずっと言っても、パートナーにはわかってもらえなかった。僕が、コンセプトの提案をしても、損益がどうとか、何をやるとかの話ばかりで、そのへんから自分のわくわく感が消えて行ってしまった。

②損益の見込みの甘さ

2つ目は、損益の見込みの甘さ。特に経費に関して、車や移動等を考えると、予想以上にお金がかかることがわかった。ケチれば、もっと抑えられるのかもしれないけど、そんなカツカツの状態でやりたいかと言われれば、NOだ。

 

経費が多くなることで、会員制にしたとしても会費が高くなるか、人数をめっちゃ増やさなければならない。そう考えると、めちゃくちゃ頑張って集客したとしても、トントンレベル。

 

ブランディングの1つと考えて後々メリットがあるとしても、もしそう考えるなら、1人で面白い生活をした方が圧倒的にうまくいく。

 

今までは、アフィリエイトで経費がほぼかかっていなかったから、この経費を含めた計画性が圧倒的に足りなかった。特に、事業として固定費がかかる場合には、行動の前に計画をしっかりすることが重要だと痛感した。

僕は、元々計画性がなかったから、この失敗で計画性の重要性が身に染みて感じた。

③共同事業という弊害

3つ目は、お金を半々で出し合って、共同事業でやる形を取ってしまったこと。

共同経営、共同事業はトラブルになりやすいと聞くけど、本当にストレスでしかなかった。

僕が社会不適合だからか知らないけど、相当うまくできる自信がない限り、共同事業はしないほうが良いと思う。

 

今回のパートナーが悪いとかそういうわけじゃなく、人間は人それぞれだから、ズレが生じて当たり前。普通に生きている分には、それは受け流せば良いんだけど、共同事業の場合は、そうはいかない。

自分の思い通りにならないし、自分1人だったらすぐに決められるものがなかなか決まらない。

 

事業を本格的に始める前から、ズレが生じているのに、これから事業を始めていくうちにあたって、不満が出てくることは目に見えている。

 

「自分は集客頑張っているのになんでお前はやらないんだ。」
「俺が管理してるのに、お前はなぜ何も意識しないんだ」

こういう不満が出てくるだろう。

 

フリーランスとして、自分1人でやっていれば、結果は全て自分で取れる。だが、共同事業の場合は、そうはいかない。かなり気を使って、ただただストレスでしかない。

 

というわけで、長々説明してきたけど、撤退理由は主にこの3つ。まぁ自分の責任なんだけど。
撤退することは残念だけど、立ち上げたこと自体には全く後悔はしていない。

ヴィレッジ2

夢を夢で終わらせるな

後悔していないのは、やってみて初めてわかったことが多いから。

  • 計画性の重要性
  • 共同事業は向いていない
  • そもそも妄想していたことは現実的に向いていない
  • 本当に村を創るなら大きな土地を確保すべき
  • 自分の軸
  • 自分の本当に実現したいライフスタイル

これらは、自給人ヴィレッジという夢を、現実に落とし込もうとしたらからわかったこと。

 

もし夢を夢のままで妄想していたとしたら、

「将来はこれやりたいなぁ・・・」

という、できもしない妄想を続け、夢をアップデートすることができない。

 

だから、僕は、今回の経験を基に、また夢をアップデートする機会を持てた。この繰り返しが、成長に繋がるのだと思う。

自分のミッションとは

僕は、畑や何かを創ることは好きでやっているだけで、完全に自給自足をしたいわけではない。使えるものは使いたいし、何かを学ぶためにはお金は必要だ。

 

だけど、自給人ヴィレッジをやりたいというと、自給自足をしたいような人ばかり集まってくる。

「何かが違う・・・」

活動をしながらも、ずっと違和感を感じていた。

 

僕の中で、わかったことは、自分は自給自足を伝えたいのではなく、

「人は誰でも自立できること」

これを世に伝えたいんだな、と再確認した。

 

生きること自体に感謝して、社会に縛られずに、自由に生きることができる。

これを今までは自給自足的なライフスタイルで伝えようとしていたけど、自分にはもっと好きなこと・得意なことがあった。

 

それは、「書く」ということだった。

ずっとアフィリエイターとしてやっていたけど、やっぱり文章を創ることは面白い。
自分の表現を手に入れることが快感だし、話すのは得意じゃないけど、書いて表現することは、本当に好き。

 

今まではアフィリエイターとして、自分の色を出していなかったけど、これからは自分の考えやライフスタイルを発信して、少しでも誰かの心に響くような文章を書きたい。

そして、僕が発信して、繋がりができて、自立した人間が増えれば最高だよね。

 

というわけで、これからはブログ発信に力を入れていきます。

頑張るぞ~(^^)/

あ、ちなみに収入源であるアフィリエイト自体も、どんどんジャンル広げてやっているからね。どんな感じに育っていくか楽しみだ。

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