左腕骨折で学んだ他力の重要性とは?
湘南茅ヶ崎で、ブログを中心としたWEBマーケティングのコンサルティングを個人や法人の方にしつつ、趣味で畑で野菜を育てています。
ブログも野菜もコツコツ育てることが大好き。
【自給人=人生をコンテンツ化できる人】を育てていきます!
株式会社自給人の斉藤(@datura8925)です。
僕は、かつては自分で稼ぐ力(自力)をつけることが自立に繋がると思って、頑張ってきました。
人を応援し、応援されるのもなんだか気持ち悪いし、そういうコミュニティーや集まりには参加せず、1人でコツコツと頑張ってきました。
もはや『自分がスキルアップしていかなかったら意味がない!!』くらいに思っていたのです。
ですが、2019年3月に、Googleアップデート&骨折が同時に起きたことを機に、一気に考え方が変わりました。
自力だけでは弱く、他力を信じることも重要だと悟ったのです。
ここでは、僕が今まで感じていたことと、他力を活かすための心得をお伝えします。
この記事の目次
人のことが信用できませんでした
なぜそのように自力を付けることに拘っていたのかというと、人のことが信用できなかったから。
人のことが信用できなかったから、人に仕事を頼んだりすることもできなかったのです。
Twitter上でたまに応援しあってる人たちを見ても
『なんでこの馴れ合い、気持ち悪い!!
どうせビジネス上の付き合いだけなんでしょ?』
みたいに思って、素直に人を応援することもできませんでした。寂しい人間ですよね(笑)
この人間不信は、最近こうなったのではなくて、学生時代からずっと同じで、基本的にはいつも上辺だけの付き合い。
信用できたと思ったら裏切られたり、詐欺にあったり。
『他人と深い関わりになるのは面倒くさい』と自ら人を敬遠するようになって、どんどん気持ち的に孤独になっていったのです。
でも、孤独が悪いものだと思っていませんでした。
むしろ『孤独で頑張っているオレ、カッコいい!』みたいな感じ(笑)
だって、岡本太郎や、ニーチェ、ゴッホなどの天才と言われる人たちって、みんな孤独なイメージありませんか?
僕もああいう天才の人たちと重ねて、『孤独な自分こそが正解、群れてる奴らはダサい』みたいな完全ダークサイドに陥っていたんですね。
人との関わりなんて必要ないくらいに思っていたので、将来的には地方移住してヒッソリ暮らそうと思っていました。
自力には限界があると悟る
でもね、今になって思いますが、結局それは自分の課題から逃げていただけなんですよね。
本当の学びは、人間関係にこそあったハズなのに、そこの課題から逃げて自分が楽な方向にいっていたのです。
正直、ネットビジネスだったら、短期的には人と関わらなくたって成果は出ます。
むしろ、3カ月くらいは人と関わらずにひたすらやった方が、爆発的に収益は出るかもしれません。
でもそのやり方で成果が出るのは、短期的な収益です。
自力で全てやるのって、長期的には自転車操業になりがちなんですよね。
『たくさんサイト作って、メルマガなどの色んな媒体を作れば良いじゃないか!』
と思うかもしれませんが、それでも自力で全てやるのは時間がかかります。
僕も色んなサイトを創ってきたし、メルマガや教材作りをやってきましたが、やっぱり自力でやるには限界があるんです。結局、自分は1人しかいませんし、1人の実力以上の成果は出せません。
ですが、他の人に応援されて、口コミのバイラルが起こるようになると、自分の力以上のパワーを発揮することができます。
僕は、この他力の凄さを、有料noteを販売した時に感じました。
結果的に有料noteを3日で670部販売できましたが、自分1人の力だったら、絶対にこの数字は達成できませんでした。
Twitter上で応援してもらったり、事前に添削してもらうなど協力して頂いた方がいたからこそ、自分の力以上の数字になったのです。
(これを自分の力だと思ったら、その時点で崩壊します笑)
骨折で気付いた他力の重要性
上記のように、教材販売したり有料noteを販売した時に他力の重要性は薄々と感じてはいましたが、正直+α程度にしか考えていませんでした。
ですが、2019年3月に、左腕を骨折した時に、より他力の重要性を感じたのです。
左腕を骨折すると、マジで1人じゃ何にもできません。
1人だとお風呂も入れないし、服も着れないし、箸でご飯を食べることもできません(左手でお椀が持てないので)
そんな苦しい時に、そばで助けてくれたのが妻の存在でした。
介護するように頭を洗ってくれたり、体をふいてくれたり、料理も片付けも…あの時1人だったらやばかったなと思いました。
まさに妻に支えられてるなと思った瞬間です。
また、骨折したことをTwitterに上げたら色んな方が心配してくださったり、リアルに会った時も凄く心配してくれたりして、正直人生の中で最も人間の温かさを感じました。
この瞬間、
『ああ、人間って温かいんだな。
もっと人のことを信用しても良いかも…』
と初めて思うことができました。
それと同時に、この骨折は
『お前はもっと人のことを信用して、人を頼れるようになれよ!』
という天からのメッセージなのかも?と思いました。
骨折の原因も筋トレですし、筋トレ自体も自力を付けるためにやっていたこと。結局、自分を強く見せようとしてただけなのです。
今までは他力の重要性を薄々とは感じてましたが、イマイチ振り切ることができませんでした。
そのモヤモヤした気持ちが、骨折となって現象化したのかもしれません。
骨折した時期が、Googleアップデートで収入激減した時期と重なったので、僕にとってターニングポイントとなりました。
他力を活かすための2つの心得
①まずは他人を信じる
人に応援してもらう、人に信用してもらうためには、まずは人を信じることから始まります。
かつての僕は、人のことは信用せずに、常に疑いながら関わっていました。(性悪説)
ですが、そのように自分がそのような目で見ると、
『信用されてないんじゃないかな?つまんないと思ってないかな?』
みたいに、自分も同じような目で見られてるんじゃないか?と思っちゃうんですよね。
だから、その悪循環で、また人のことを信用できなくなるんです。
人のことを信用しないのは、その後に自分が傷つかないように防御線を張っているだけです。
今までの自分がそうであったように、人を疑っては人の巡りは悪くなります。
まずは人を信じて、自らが人を応援することから始める。(性善説)
それが巡り巡って、最終的に自分にも返ってきます。
②自分の理念・思想を持つ
僕の場合は、人と話そうとすると
『自分の言ったことが否定されるんじゃないか、白けるんじゃないか…』
という恐怖があって、自分から話すことができませんでした。
なんでそう思ってしまうのか?
と考えた時に行きついたのが、そもそも自分の理念や思想がなかったからです。
自分の理念や思想がないから、イマイチ自分に自信が持てなくて、否定されるのを恐れていました。
ですが、一本の軸があるなら、そのベースに基づいて思考を考えることができます。
また、もし否定されたり他の意見があったとしても、それを学びに変えることができますよね。
さらに、自分の理念を持っていれば、人から共感され、応援されることも増えます。
それが積み重なって大きな力になることもあるので、まずは自分の理念を持つことが重要なのです。
本当の自立とは何か?
本当の自立とは、自力と他力に支えられること。
もっと言うと、自分の理想を持つことこそが、本当の自立です。
僕は、自分の力(自力)で稼ぐことが、自立だと思っていました。
もちろん自力を付けることも大事です。自力がないただの助け合いは、依存でしかないので。
ですが、自力だけだと限界がありますし、何かあった時にポッキリ折れてしまいます。
ところが、もし他力を信じ、他力からも支えられてれば、もしお互いに何かあった時に協力し合うことができます。
さらには、お互いに応援しあえば、自力以上の成果を出すこともできるのです。
じゃあ、どうすれば応援されるのか?というと、自分の理想を持って人を信じること。
自分の理想や思想を持って、自分を信じることで、相手のことも信じられるようになるのです。
人は1人では生きていけない。こんな基本的なことを知るのに30年もかかりました(笑)
とはいえ、僕もまだまだ修行中。
令和元年、僕はもっと外に出て人とのかかわりを増やしていきます!
湘南茅ヶ崎で、ブログを中心としたWEBマーケティングのコンサルティングを個人や法人の方にしつつ、趣味で畑で野菜を育てています。
ブログも野菜もコツコツ育てることが大好き。
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