よなよなエールから学ぶ！ペルソナマーケティングの重要性とは？

よなよなエールのペルソナ戦略が凄すぎた！！

先日、「黄金の知恵」という番組で紹介されていた、クラフトビール会社のよなよなエール（ヤッホーブルーイング社）のターゲティングが細かくて

「ビール会社でもここまでやるのか！！」

とビックリしちゃいました。

 

こちらの記事でもターゲティングの大切さを書きましたが、やはりビール会社ですら細かく設定しているんだから、今の時代は、大きな市場を狙うよりも、一人に絞ることが大切なんだなと、改めて納得。

今回は、そんなよなよなエールから、ペルソナ戦略と広告戦略を学びましょう。

よなよなエールのペルソナ戦略とは？

まず、ビール市場では、市場の99％を大手5社（アサヒビール・サッポロビール・キリンビール・サントリービール・オリオンビール）がシェアしていて、よなよなエールのようなクラフトビール（地ビール）会社は、残りの1％のシェアの中でひしめき合っています。

 

普通なら99％の大きな市場を狙って、価格を安くしたりするんですが、よなよなエールは、あえてそこを狙いません。

よなよなエールが狙う市場は「ビールを飲まない層」。つまり、市場を拡大することで、そこの層を総取りしちゃおうということです。

うーん、発想が面白い！ベンチャーだからこそできる戦略ですよね。

 

そして、ビールを飲まない層を総取りするためにやったのが、細かいターゲットの設定！

（ここでは、よなよなエールのイメージが強いので、ヤッホーブルーイング社ではなく「よなよなエール」とします）

ターゲットの設定方法

よなよなエールが、まず狙ったのはビールを飲まない女性層。

普通なら、なんとなく「30歳前後の女性」として普通にビールを作るんですが、それでは大して差別化ができません。

 

そこで、よなよなエールは、ターゲットを細かく設定！

そのターゲティングを紹介すると・・・

 

めちゃくちゃ細かい！！！笑

ここまで細かく設定してるとは、ビックリしました(笑)

 

よなよなエール社長曰く

「99人が嫌いでも、1人が熱狂すれば良い」

と言っていました。

これぞペルソナマーケティング！！

 

その後、そのターゲットに合ったビールを作り、ラベルとビール名を決めます。そこでも、自分たちが良いと思ったものではなく、しっかりターゲット層にアンケートを取って決めます。

 

そこで出来上がったのが「水曜日のネコ」

 

確かに、「水曜日のネコ」はビールの陳列でもかなり目立つし、飲んでみたいなといつも思っていました(笑)

1人のターゲットの響けば、それが派生して口コミで広がり、結果的にクラフトビールでは異例のヒットを遂げています。

面白いなぁ。次に狙っているのは、若い男性層だそうです。よなよなエールの新商品に注目！

広告費を使わない広告

さらに、よなよなエールは、大手ビール会社のように、CMなどの多額な広告費は使えないため、広告費を使わない広告戦略をしています。

 

これも実にユニーク！！それが・・・

「SNSを使った広告戦略」

よなよなエールは、「よなよなBEER WORKS」という店舗がいくつかあるんですが、そこで定期的に飲み放題イベントをしたり、軽井沢などでビールイベントしたりしています。

 

そのイベント自体は大赤字らしいんですが、そこで写真を撮りたいような仕組みを作って、お客さんが勝手にインスタやfacebookなどのSNSで宣伝してくれるというわけ。

僕は、別にビールが好きなわけじゃないですが、軽井沢なら行ってみたいかもって思っちゃいます(笑)こう思わせるのが戦略の1つですよね。

 

これもリアル×ネットの仕組みを使った、めちゃくちゃうまい戦略だな～と感心。

確かに、吉祥寺にある、よなよなエールの店舗はすごく気になるし、ビール会社が飲み放題イベントしてるって時点で面白いですよね(笑)

SNSが普及した現代だからこそできる、面白い広告戦略ですね。

最後に

よなよなエールの戦略は、我々フリーランスでも参考になるモノばかり！

ちなみに、よなよなエールは、なんと3000円のビールを販売して、完売させた実績もあります(笑)

 

う～ん、本当に面白い。

ペルソナ戦略、ターゲティング、SNSを使った宣伝。個人でも真似できるものばかりです。

ぜひ、よなよなエールから学んで、参考にしていきましょう！